「みちのくの小京都」と呼ばれ、390年前の町割りが今でも残る角館は、圧倒的な量感の枝垂れ桜で有名。頭上からピンクの滝が幾重にも降り注ぐように道を埋め尽くす景観に誰もが歓声をあげる。しかし町中心には宿泊施設が少なく、枝垂れ桜の時期の宿争奪戦は半年前からスタートとなる。桜の満開は年によって1週間は前後するので 来春はいつ満開になるのかを予想して予約を入れるのだから、ほとんど賭けに近い。この武家屋敷ホテルは、角館の宿の中ではオシャレ度一番の宿だと思う。古い街並みの雰囲気に融け込むような黒塀の玄関、内装は黒と白と藍色のコントラストが大変美しく、イサム・ノグチのデザイン照明が暖色を添え、非常に落ち着く。観光客でごった返す喧騒の道から、やや引っ込んでいる為、大変静か。スタッフの皆さんも明るく丁寧。気持ちの良い宿泊ができる。今年の角館は「がんばろう!東北 角館の桜」をスローガンに、震災復興の牽引になるべく、昨年以上の賑わいをみせていた。

角館 田町武家屋敷ホテル

2011年05月03日〜2011年05月04日