沖縄の中部にある古宇利島に「夢を形にした」という言葉がピッタリの、可愛らしいカフェ&宿が今年初めオープンした。2005年に古宇利大橋で本島とつながった古宇利島は、まだまだ人の手が加えられていない小さな島。夢のように美しいビーチが残っている。夕日を全部自分のものにできる西側の端に、若いご夫婦は本土から移住し、ギリシャのミコノス島をイメージしたカフェを建てた。心に思い描き初めてから10年くらいの歳月を使い、着々と夢を実現した二人は、なんとも温かく、真っ直ぐで一途な感じのカップル。大海原を独り占めする半円形のカフェと、別棟として2室のコテージ型宿泊施設を作った。コテージも白と空色、そして木調で統一され、小さいながらも落ち着いてシンプルにまとまっている。ミニキッチンもあり、アメニティも困らない。部屋の冷蔵庫は空の状態の為、到着前に飲み物を購入してくれば、部屋でのリラックス度が増す。波の音、鳥の声しかせず、夕方には夕日が刻々と、その赤さを変えてゆく様をボ〜っと眺めていられるベットルーム。なんとも贅沢な時間が流れる。オプションで夕食をつけることも出来る。精魂こめて出してくれる夕食は、美味しく洗練されている、仕入れから一生懸命に宿泊客の事を考えて素材を選んでくれているのだなと、伝わってくる。ご夫婦だけで一生懸命に経営されているので、何から何まで、お二人でなさっている。当然、本島にある大型ホテルのようなわけにはいかない。至れり尽くせりやってもらいたい、という意向のお客さんには向かないかもしれないが、自分の時間を自分で創りだして、感じる風、飛んでくる鳥、やってくる虫、ビーチの碧さに楽しみを自ら見つけられるお客さんならば、素敵な滞在になる事、間違いなしと思う。このご夫婦にとっても、沖縄での初めての夏、初めての台風、初めてのお客さんの今年は、一生忘れられない年になったと思う。古宇利島は、少しづつ開発が進み、きっとここ数年でまたたく間に様子を変えてしまうと思う。手付かずの誰もいないビーチは、もう少ない。ゴミも増えた。このビーチの碧さと静けさ美しさが、ずっと続くように祈っている。

また来たい度:★★★★★(5★が満点)

インターネット:なし

docomo:アンテナ3〜5  SoftBank:アンテナ3〜5

沖縄 hana cafe & Hana Stay

2011年9月23日〜2011年9月24日