知名度が上がり往来も多くなった沖縄の古宇利島。この島の西の端に、長年の夢を形にしたご夫婦の素敵なカフェ&お宿がある。その絶景を望むロケーションは、水平線と太陽を独り占め。お宿2部屋は、海に向かい白と地中海ブルーの二色使いが愛らしく、且つ、実に合理的な作り。こじんまりと上手にまとまっている。ミコノス島をイメージしたというデザインは、奥様の数年来のイメージが実現されており、その思いが強く感じられる。かわいらしい hana というネーミングも奥様の発案で、皆さんに覚えやすく、シンプルで愛らしい名前として心に浮かんだとのこと。  立地や作りもさることながら、一番の魅力は、オーナーご夫妻のお人柄であると感じている。真面目で心根が真っ直ぐで、本当に清清しいお二人なのだ。こんなに一生懸命な人と接するのは、そうあることではなく、お話をしていると、我が身を見返す機会ともなり、すばらしい海の色や夕日を眺めるのと同じくらい、気持ちがほぐれる気がする。ご夫妻は、何事にも全力投球。あまりに一生懸命なので、疲れて体調を崩しはしないだろうかと、ハラハラしてしまうほどだ。

昨年のオープン時に、この宿の事を知り、今回は2度目の訪問となったが、掃いて捨てるほど宿がある沖縄で、リピートしようと思う宿はそうは多くない。しかし、このカフェ&お宿には「応援したい!」「是非、また来なくちゃ!」という気持ちが募ってしまう。     古宇利島は、かつては離島であり、沖縄本島とようやく橋で繋がりはしても、インフラ的には、本島から随分と遅れをとっている。それゆえ、物質的に本島の豪華版ホテルと同等というわけにはいかない。そこを十分理解してあげるべきと思う。

これから宿泊を検討される皆様へふたつのお願いがあります。

一つ目は、この& hana stay の「大人のスモールラグジュアリー」というアピールコピーを「物質的な」ラグジュアリーととらないで頂きたい。あれもこれも物が整い、いたれりつくせり提供されるのではなく、エコでシンプルな生活(宿泊)の中に豊かな時の流れを感じて「自分自身の内面から湧き出す満足・幸せを感じられる、精神面のラグジュアリー」を、このご夫妻は皆さんに叶えようとがんばっているのだと思う。物質的な満足を求めるならば、本島の豪華有名リゾートに泊まり、部屋はクーラーでガンガンに冷え、アメニティがドッサリ、水上バイクやらパラセーリングで飛ばしウォータースライダーで滑りまくって遊んだ方がよろしかろうと思う。ガイドブックに載っている場所を確認しながら足早に動きまわり「はい、次行こかぁ〜」という方には向かないほど、& hana stayは居心地のよい場所なのです。それがわかる人に行って頂きたいのです。

二つ目は、本島のように、宿の裏仕事を外注したり人にまかせたりができない環境の中で、ご夫妻二人のみで何から何までこなされてます。やむを得ず休業せざるをえない日もあります。カフェに行くのであれば、行く前に電話をされるなりHPを見るなりの確認をされることをお薦めします。

レンタカーナンバーの車ばかりが走る古宇利島となってしまった今、ビーチには昨年よりも更にゴミが目立つようになった。これから先も古宇利島は少しつづ畑がなくなり家が立ち並び変わってゆくでしょう。でも、hana cafe & hana stay の前はさえぎるもののない海。島が変わっていっても、この宿は変わりはしないと思います。

また来たい度:★★★★★(5★が満点)

インターネット環境:なし

docomo:アンテナ4 auアンテナ4 SoftBank:アンテナ4

注:2012年8月初旬現在、宿が多忙につき、カフェは当分お休みです。

 
沖縄 hana cafe & Hana Stay

2012年08月11日〜2012年08月12日