ここ数年来、7月には必ず訪れる場所となった美瑛・富良野。ため息が出るような広大な農地と生き生きとした緑、丹精込められた花畑は、短い期間しか公開されない大地の絵画のよう。毎年変わる絵画の図柄は本当に魅力とエネルギーに満ちている。夏の航空券は高価となるが、大枚はたいてでも訪れたい場所だ。

大枚はたいても価値があると思わせる、もう一つは、この一凛に泊ること。

このエリアでは以前は大型ホテルやペンションにも泊まってみたが、どうしても自分のストライク・ゾーンにはまってくれず、美瑛・富良野では宿がずっと悩みのタネだった。偶然見つけた、2010年オープンの一凛は、若々しくも、もっと前から美瑛にあったように落ち着いていて、とにもかくにも、その隙のない料理の腕と、醸し出す爽やかさ、清潔さとの調和が素敵。美瑛でこれだけの料理が頂ける場所は、他にはないと太鼓判です。あっと言う間に、人気宿になってしまい、予約をとるのは大変ですが、バタバタせず、大人の滞在を静かに楽しみたいという方には、絶対にオススメです。

エゾ・モダンの3部屋がすっきりと品よくまとめられ、居心地バツグン。十勝岳の連なりを窓からながめ、冷えたビールでもいただけば、体の芯がユルユルになりそうです。たとえ、霧や雪で山の景観がなくても、張りのある澄んだ空気の中、気持ちいい大きめのお風呂に浸かり、足の裏に心地よい床やテーブルの肌触りを楽しみながら、好きな本でも読めば、何の不足もなし。

機会ある毎に料理の腕を磨き続けるご主人と、明るく漏れなく、隅々まで

配慮のきいた奥さんの素敵な二人三脚に脱帽です。

注:今回は特別に毛蟹を別注しましたが、何ヶ月も前から相談していたもの。 市場(しじょう)の具合もあり、お願いしても必ず写真と同じ品を用意していただけるものではありません。今回は一凛さんの努力と幸運に恵まれました。

また来たい度 ★★★★★(★5が満点)

インターネット:2011年秋より部屋内で可能(無料)、有線、PC持参

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北海道 美瑛 お宿 一凛

2012年07月21日〜2011年07月22日