伊豆 天城湯ケ島 あせび野

2013年01月01日〜2013年01月02日

年末年始の我が家の恒例行事となった「あせび野」に、今年も元気に来ることができました。ごく普通の健康と元気が、実は当たり前の事ではなく、とても貴重で大切なのだと、段々分かる歳になり、毎年、変わらず同じ場所に訪問できる事に感謝です。

静岡県伊豆半島の中程にある天城湯ヶ島は川端康成の「伊豆の踊り子」の舞台、今でも映画のシーンのように緑多く、山と山に囲まれ、日ノ出は遅く日没は早く、一日のうち、晴れていても太陽が届く時間がとても短い。鬱蒼として、周りには派手な場所は何もない。冬に吹き抜ける強い風はとても冷たく、伊豆半島の中で中伊豆のみにチェーン規制が出る事が多い。それくらい、ここは東伊豆や西伊豆と気温が違う。

その、これといって派手さのない中伊豆に、安定感抜群の宿「あせび野」ができて10年目。親宿に「嵯峨沢館」を持つが、親宿よりも斬新さが光り、そこが気に入っている。女将が三つ指付きに来るような古いタイプの旅館が苦手な我々は、このアッサリとした雰囲気が好きで、今回で19回目の訪問となった。10年前といえば、旅館の各部屋に個室露天風呂が付きはじめ、部屋食ではなくダイニングで頂くスタイルが世に出てきた頃。あせび野はその先駆者的な宿で、初めて来た時は、何もかも嬉しい驚きだった。設備的にも斬新だったが、至る所に手すりが付き、段差がなく、廊下は広く、その頃バリアフリーを徹底している旅館は、ほとんどなかった為、配慮が隅々まで届いた気配り目配りに感心したものだった。その気配り目配りは衰える事無く、年々、進化しているから驚き。そして、あせび野の一番の財産は「人」だと思うほど、スタッフの皆さん、素晴らしい。明るくてサッパリと気取りがなく、適度な距離感も気持ちがいい。

繰り返し来ても、少しも飽きない もう一つが「料理」。これがあるからリピートすると言ってもいいかもしれない。超ゴージャスというわけではないが、基本をガッチリと押さえた上での工夫の創作が毎度毎度の新しさを生んでいる。高レベルがずっと変わらず維持されていて、兎にも角にも「安心」していられるのが、その理由。

設備・スタッフさん・料理と三本がシッカリとしていて、プラスお肌がスベスベになるよい泉質の温泉。人気が衰えるわけはないと思う。これからも安心を創りだしていってほしい。

また来たい度:★★★★★(5★満点)

インターネット:室内・ロビー共に無線LAN可、利用無料。PC持参

携帯電話:docomoアンテナ3~4本 auアンテナ1本 /  e-mobile 3本