北海道 美瑛 お宿 一凛

2013年05月18日〜2013年05月19日

緩やかな丘の斜面に一面に広がる畑。文字通り美しい町「美瑛」に行く時は、必ずお世話になってます。

2010年のオープン時、まったく偶然に見つけ、まったく偶然に週末の最後の一部屋の予約に間に合い。そんなラッキーな偶然続きが知り合うキッカケとなった一凛さん。

美瑛をはじめ、道産の食材を素晴らしく美味しい料理に変身させるご主人と、目配り気配りの素敵な奥さんの二人三脚に会いに、繰り返し伺うようになった。

美瑛・富良野は民宿やペンションが多いには多いのだが、オーナーさんの好みが前面に強く出過ぎていたり、食堂で他のお客さん達とワイワイやるのが恒例となっていたり・・・実は我々は、その手は好みではなく、どちらかと言えば、自分らだけで静かにしていたいタイプ。それ故、意に沿うスタイルの宿がない美瑛は、我々には困った場所だった。しかし、こちらを知って安堵した。プライベートを確保できる静かな大人の滞在ができるからだ。しかもお料理は天下一品。

民宿でもペンションでもなく、旅館でも大型ホテルでもない「和のオーベルジュ」という新しいポジションを確立した一凛さんは、またたく間に人気宿。シーズン中は忙しさも半端ではないだろうし、悩みも尽きないと思うが、お二人はいつも明るく果敢に営業されている。ずっと応援できればいいなと思っている。

最近は、気持ちのよい滞在と絶品お料理以外にも、このお二人の醸し出す、清々しくも力強いエネルギーを感じる為にリピートしているのかもしれないなと思うようになった。

超有名料亭でガッチリ修行をした隙にないプロの板前さんの料理はかえって肩が凝る。しかし、一凛さんの料理は、フレンドリーな部分とキッチリした部分がバランスよく、リラックスして頂ける。そこが一凛の魅力だと思っている。

深い茶色と白の落ち着いた民家のような外観が、十勝連峰の手前の畑にポツネンと建つ。3室のみの行き届いた部屋数で、どの部屋の窓も連峰の眺めを楽しめる。洗面道具やパジャマは持参してという宿がほとんどの中、こちらは、シンプルながらも質のよいアメニティや作務衣がそろっており、飛行機移動の我々には、バスタオル持参などというストレスもなく、コンパクトな荷造りで伺えるのが何よりも助かる。気持ちよすぎるお風呂が2箇所あり、体だけではなく気持ちも洗い流せるほどよいお風呂タイムが過ごせる。あとは、ヒンヤリとした美瑛の気持ちのいい空気の中で、昼寝でもいいし、読書でもいいし、気ままに過ごせる。

美味しいお食事とお酒を頂き幸せ気分。酔っ払って千鳥足でも問題なし、自室に戻って、そのままバッタリと寝てしまえばよいのだ。それぞれのシーズン、それぞれの魅力が溢れる美瑛。観光という意味では、お隣の富良野の二番手に甘んじているが、その分、宣伝されていない落ち着いた空気に満ちている。自分自身で、その魅力を見つけ出すという意味では、感受性のアンテナを高く持って楽しめる場所かと思う。次の訪問も今から楽しみだ。

注:今回のお料理の数品は、事前に別注でお願いした品です。通常のコースとは幾分異なります。

また来たい度:★★★★★(5★満点)

インターネット:室内にて有線・無線LAN可、利用無料、パスワードあり、PC持参(昨年夏の訪問時は、有線のみでしたが、今回は無線も完備)携帯電話:docomoアンテナ5本 au アンテナ3本 /  e-mobile 圏外