京都 木屋町 葵・高瀬川

2013年04月06日〜2013年04月07日

味わいのある京都の町家宿泊にハマって、かれこれ1年経った。その間にも、京都市内には一軒貸しの物件が着々と増え続け、我々にとっては、選択の巾が増えるのは、とても嬉しい事だ。

これまでは「庵」という運営会社の町家を多く利用していたが、今回初めて 違う運営会社「葵」の手がけた町家を利用してみた。京町家の一軒貸しというのは、旅館やホテルのような宿泊業ではなく、不動産屋さんがアパートを貸すような賃貸業として家を貸し、店子である宿泊客は賃貸契約を結ぶという形で寝泊まりする。堅苦しく聞こえるが、要は自分の家のように「住む」わけだ。詳しくはわからないが、100年近く経っているような歴史的な町家は、消防法云々に引っかかり宿業としては成り立たない為、このような賃貸業としての営業が出現したようだ。法的にどうあれ、泊る側にとっては、自分で町家の玄関の鍵を持ち、住人のように泊るのは、なんとも気楽で楽しい。

我家の春の恒例、京都の桜の時期に予約をしたこの「高瀬川」は、文字通り、高瀬川沿いに楚々と建ち、宿泊用の家には見えない、見事に町並みに溶け込んでいる。両隣は京都市内によくある長屋形式で壁を共有しているので、少々の音は伝わってくる。

高瀬川に沿って桜並木が続くため、桜の季節には町家の窓からのシーンは、そのまま「お花見」となる。内装は、和と洋、新と古がよく調和して素敵だ。海外からのお客さんは、さぞ喜ぶだろうと思わせる。水回りは近代的にリノベーションされているし、底冷えの京都の冬でも、床暖で快適だ。電子レンジや簡単な料理ができるキッチンもあり長逗留しても不便はない。歩いてデパートや商店街もすぐの為、買い出しだって楽ちんだ。町家自体は小振りな造りで、広々というわけではないが、センスのいい調度品・骨董品に囲まれた落ち着いた部屋は、なんとも居心地がいい。我々にとっては、祇園がすぐという立地は最高に楽しい。少々の千鳥足でも、ちゃんと歩いて帰ってこれる。「葵」はこの高瀬川以外にも、数軒の町家を展開しており、今後も数が増えそうな気配で、実に楽しみにしている。

また来たい度 ★★★★★(★5が満点)

インターネット:無線LAN完備、使用無料、パスワードは室内の案内書で、PC持参

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