Philippines amanpulo

2014年11月01日〜2014年11月03日

アマンマジックとは良く言ったもので、我々もその熱病にも似たマジックのトリコになったクチである。しかし身の回りの諸事情で、ここ数年来は来ることができずにいた。今回まる5年空いてしまったが、各部署のスタッフさん達が我々を覚えていてくれた事に感動した。

マニラの空港に降り立てば、控え目に amanpulo と書かれたプレートを持つスタッフが待っており、あとは自らカバンを持つ事もなくカスタムもスルーで、ターミナル前に待つ黒いセダンにスルリと乗れば「アマンマジック」がいよいよスタートする。

アマンプロ行きの小型機の待つ飛行場まで車で20分くらい、あとは空港ラウンジで好きな飲み物とツマミでのんびりとする。

小型飛行機の予約はアマンプロの予約と同時になされるので、乗れないとい事はない。ラウンジのスタッフも我々の顔を覚えており、向こうから声を掛けてくれた。今回は同乗客の中にプロテニスプレーヤーのマリア・シャラポワさんがおり、その為かラウンジでの待ち時間が短縮され、予定より1時間も早い離陸となった。赤絨毯の上を歩き搭乗。プロペラの音と共に青い海の上をひとっ飛び、約370キロを一時間余りでアマンプロに到着だ。ただのヒトが王様王女様になる。

小さなパマリカン島は、もともとフィリピンの富豪、ビールのサンミゲルのオーナーの私的な持ち物だったそうだ。居住している人はなく、このアマンプロしかない。島内はカシータとよばれる離れ形式の家が点在し、ビーチ沿いはビーチ・カシータ、小高い場所にあるヒルサイド・カシータ、森の中にあるツリートップ・カシータの3分類になっている。個人的には眺めの素晴らしいヒルサイドが好きなのだが、今回、リノベーションで改修中だった為、ビーチ・カシータに宿泊した。ビーチ・カシータは眺望はないが、この世のものとは思えない程の、素晴らしいビーチに歩いて数秒でアクセスできるのは利点だ。

我々が最後に来た時から、カシータが改装されたそうで、内装が基本は同じでも現代的に使いやすくハイテクに置き換わっていた。デザインも実にスッキリとして使いやすくなった。

アマンプロはビーチ沿いにゴージャスなVillaと呼ばれる「販売楝」を展開している。10楝以上は建設されているが、未だに新しいVillaを建設中だ。4軒が1Villaになっており、その4軒の真ん中にプールがあるという超豪華版。食事を取るダイニング楝にシェフを呼んで食事を取る事ができる為、まったく誰からの目に触れない滞在が可能だ。以前一楝3億円ぐらいだと聞いた。どうでしょう1楝? しかし、これが飛ぶように売れてしまうのだから、お金が有り余っている人が多いのだろう。

さて、滞在したビーチカシータ。カシータ内は居心地が良すぎる・・・外気は湿度100%という島ならではの蒸し暑さ。しかしカシータ内は温度湿度ともに実に快適に保たれている。発電所も水道局もない島で、すべてを完璧に調達しているのは、どういう技だろうといつも思う。あまりに居心地がよく、いつまでも、ノンベンダラリとしていられるが、5年ぶりに来た事もあり、島内はかなり以前と変わっている為、そうそうノンベンダラリとしてはおられず、その変化を見に、1カシータに一台ついている島内を移動する為のカートに乗り、ブイブイと走り回る。これまた楽しい。

アマンには「NO」という返事はない。メニューにないものでも頼めば出てくる。こういう遊びがしたいと言えば、パーソナライズされて用意される。すべて「あなたの為に」が実現する。その為、滞在中は宿泊客は甘やかされ放題となる。

エグゼクティブ・シェフはだいたい3年に一度くらい変わる。どのシェフも秀逸で、ここでの食事には「何が出てくるか」と不安になる心配は皆無だ。何を頼んでも素晴らしく美味しい。それ故、食べ過ぎ飲み過ぎには要注意だ。胃薬マストです。

夢のようなアマンプロ。何処とも違う、数ランクも上の極上の大人のリゾートがしたい方。是非にお薦めです。

また来たい度:★★★★★+α(5★満点)

インターネット:各カシータ内無線LAN可