角館 田町武家屋敷ホテル

2014年03月08日〜2014年03月09日

角館の「観光業」への力の入れ方は並ではない。あまりに観光化されているので、イヤ気が差すかといえば、そうでもなく、反対に、四季折々に行きたくなる。季節それぞれの顔がとても印象的で魅力がある町並みだ。今回は秋田県酒造協同組合の蔵開きが各地で行われている極寒の時期に、搾りたての「日本酒」目当てに出かけてみた。ゴールデンウィーク前後には枝垂れ桜が満開になり、ピンクに染まった町は、人人人の大混雑になるが、冬はその枝垂れ桜の垂れた枝に雪が降り、真っ白な「雪しだれ」となる。「みちのくの京都」と呼ばれる武家屋敷の黒塀が、雪しだれの白と対照的に、枝垂れ桜満開の頃とは正反対の静寂の中、何とも美しい。今回は初日は吹雪いたものの、翌日は青空の中、純白の雪しだれを堪能できた。冬だから、お客も少なかろうと思いきや、この田町武家屋敷ホテルはほぼ満室だ。角館には、しゃれた宿があまりない。宿はあってもビジネス系が主流の為、この武家屋敷ホテルの小洒落た雰囲気は貴重だ。

宿の作りは、本来、一般的な鉄筋2階建てビルなのだろうが、それを武家屋敷風にデザインをアレンジし、町並にシットリと溶けこむように工夫されている。部屋の作りも、とても使いやすく明るい。基本は8畳の和室か洋室。やや大きい12畳の部屋が和洋各1室づつある。いつも、この12畳の洋室を指定で予約するが、広々としたスペースに、明るく大きなお風呂、奥まった場所にあるため、とても静かで過ごしやすい。寒い時期、一番嬉しくて居心地満点なのは、床暖だ。勿論エアコンでの暖房も利用するが、足元からホコホコと暖かいのは、本当に気持ちがいい。

この日、吹雪の外気はマイナス4度。土地の人には大したことなくても、我々には冷蔵庫。そんな中、到着した時に、部屋が最高に暖かくなっていた心遣いには嬉しかった。 スタッフの方々も明るくて、気持ちのいい滞在ができる。

食事はホテル内で朝夕頂けるが、量的には小振りで、比較的質素なボリューム。味的にも派手さはない。ここのホテルは滞在場所としては立地も雰囲気もよいのだが、料理に関しては、お薦めポイントが高くない。

今回も、夕食は外のお店で頂くようにして、朝食のみ宿にお願いした。東北らしい素朴な朝ごはんは、おかずに油を使った物はなく、意外にも味つけは薄い。ご飯は「あきたこまち」の普通のご飯かお粥が選べる。お酒を沢山飲んだ翌朝でもあるし、かえって、このくらいがよいのかもしれないが、朝からおかずが沢山欲しくて、食欲モリモリ派には、物足りないかもしれない。

春場には角館納豆だったものが、冬場はとんぶり山芋に変わり、飲み放題のりんごジュースは濃厚牛乳に変わっていた。

冬場は初めての滞在なので、毎冬、このように変化があるのかどうかわからないが、なめらか小岩井牧場のヨーグルトは変わらずに朝ごはんに並んでいた。

また来たい度:★★★★(5★が満点)

インターネット:有線・無線LAN完備、使用無料、ケーブルはフロントで、PC持参

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