北海道 美瑛 お宿 一凛

2014年12月21日〜2014年12月22日

毎夏伺うようになった美瑛の一凛さん。季節を変えて訪問しました。観光客でごった返す賑やかな夏とは対称的な冬。サラサラと乾いた雪が降り続き、観光客も見えず、カフェやレストラン、観光地も閉まる。音は雪に吸収されてしまったように静まり返った大自然は、風の音だけが唸っている。道路に降り積もった乾いた雪は、その風で舞い上がり、視界を遮る。車のライトをつけていても、対向車はすぐ目の前に来るまでわからない。渦巻く雪は身の危険さえ覚える。主要道路しか除雪をしていない為、いくらスタッドレスで馬力のある車だったとしても、新雪に踏み込めば何メートル沈み込むかわからない。常日頃のノーテンキな生活を大反省する。これが自然なのだと。侮ってはいけないと。山奥でもないのに、こんなにすごい雪の舞を、あらためて怖いと感じた。春になり一気に芽吹く美瑛が、どんなにか素晴らしいものなのだろうと思う。まさに大地が主役の美瑛の食材は本当に美味しい。その食材の美味しさの裏には、勿論、生産者さんの地道な努力もあろうが、この自然の凄さがあればこそなのかもしれないとも思う。美瑛の食材を素晴らしいセンスでお料理してくださるのが、このお宿一凛さん。絶品のお料理担当のご主人と、目配り気配りの素敵な奥さんの二人三脚の「夫婦力」満載の素敵な小宿です。

一凛さんの料理は、フレンドリーな部分とキッチリした部分のバランスがよく、リラックスして頂ける。基本にはあくまで忠実で、チャレンジの部分も忘れない。そんなお料理は魅力と驚きがあって、とっても楽しい。

深い茶色と白の落ち着いた民家のような外観が、十勝連峰の手前の畑にポツネンと建つ。3室のみの行き届いた部屋数で、どの部屋の窓も連峰の眺めを楽しめる。洗面道具やタオルやパジャマは持参してという宿が多い美瑛・富良野の中、こちらは、シンプルながらも質のよいアメニティや作務衣がそろっており、飛行機移動の我々には、コンパクトな荷造りで伺えるのが何よりも助かる。気持ちよすぎるお風呂が2箇所あり、体だけではなく気持ちも洗い流せるほどよいお風呂タイムが過ごせる。

美味しいお食事とお酒を頂き幸せ気分。酔っ払って千鳥足でも問題なし、自室に戻って、そのままバッタリと寝てしまえばよいのだ。それぞれのシーズン、それぞれの魅力が溢れる美瑛。

シンシンと青白い雪に包まれた冬もまた魅力的です。何もすることがない観る所がないと言うなかれ、それならば、旅の目的を一凛さんにすればよし。すべてが真っ白に覆い尽くされた中に身を置くのも、小さな発見があって有意義なものです。

また来たい度:★★★★★(5★満点)

インターネット:室内にて有線・無線LANどちらも可、利用無料、無線にはパスワードあり、PC持参

携帯電話:docomoアンテナ4~5本 au アンテナ2~3本 /  e-mobile 圏外