京都 木屋町通 葵・万寿寺橋

2014年06月2074日〜2014年06月08日

満開の桜の次は、キラキラ光る新緑が素晴らしい初夏の京都。梅雨で雨も多いこの季節だが、京都ならば雨もまた趣がある。

今回、宿として選んだのは、京都市内で一軒貸しの京町屋を6軒展開している「葵」の中で、高瀬川に面したこじんまりした町屋「万寿寺橋」を選んでみた。 一軒貸しとは、旅館に「泊まる」のではなく、アパートを「借りる」要領で宿泊するわけだ。泊まる状態には変わりはないが、法律的に旅館業ではなく不動産賃貸業になるらしい。だから、契約書にサインをして鍵をもらうという作業が「チェックイン」となる。一軒屋なので、サインをもらいに来た係の人が帰れば、放ったらかされるわけなので、気楽でいい。食事はついていない素泊まり(依頼により朝食を運んでくれるサービスあり)だが、京都は美味しいお店が山ほどあるので何の心配もない。

この「葵」は数ある一軒貸し町屋の事業者の中でも、一番サービスが充実していると思う。荷物の事前宅配は、事務所がちゃんと受け取ってくれて町屋内に運んでくれる。アメニティも充実している。多くの町家はアメニティや浴衣などは置いていない。旅行の時は身軽にしたいもの。アメニティが整っていると、とても助かる。

このかわいい町屋は、以前の持ち主がハイカラ好みだったのだろうなと思わせる。玄関前は高瀬川。橋はなく脇から伸びる細い細い道を川沿いに歩き辿り着く。家の中から高瀬川のユルリとした流れが眺められる。小さいながらも、居心地のよい町屋だ。

キッチンも使いやすく、限られたスペースの中に、オーブン電子レンジやコーヒーメーカー、お湯ポット、食器類一通りが揃っているので、長い滞在も楽しめる。

冷暖房も整い、床暖も敷かれているから、猛烈に蒸し暑い、あるいは底冷えの京都でも心地よく過ごせると思う。

京都に来るには、やっぱり、気兼ねなく「生活するように泊まる」町屋暮らしがリラックスできる。

最近では、このようにホテルでもなく旅館でもない、一軒貸しが増えていて、町屋好きには、その建築や内装も興味の的となるので、初めての町家の玄関をくぐる時は、とてもワクワクする。次はどの町屋に泊まってみようか楽しみだ。

また来たい度:★★★★★(5★満点)

インターネット:無線LAN可、利用無料。PC持参。パスワードは室内のディレクトリーに記載

携帯電話:docomoアンテナ5本 auアンテナ5本