Mume 京都 祇園・新門前通

2014年04月06日〜2014年04月07日

来日する外国人の間でダントツ人気の京都の宿があると耳に入った。その時は、聞いたこともない名前に訝しく思ったが、日本人よりも外国人の間に先に人気が出たというところに興味を持ち調べてみると、今までにない路線に好奇心が沸いた。早速、予約をしようとHPを見てみると、なんと、ほぼ一年先まで予約が取れない。「そんなにすごい宿なのか??」驚きつつも、一年先の桜の時期に、かろうじて滑り込みで予約を確保した。

場所は新門前通。祇園にほど近く、骨董品を扱う店が並ぶアンティーク通りだ。mumeの間口はとても狭く、京のうなぎの寝床スタイルの土地に4階建ての薄くて細いビルを建てている。やや光沢のある黒の外壁に、艶っぽい朱色のドア。小さな細部のデザインにもこだわりが見える。

ドアは外からでは自由には開かない、インタホンを押すと内側から迎え入れられる。セキュリティも万全だ。一階ロビーは、日本人としてはなんとも評価しがたい雰囲気だ。洋のシャンデリアがかかり、調度はアジアの骨董品、または国籍不明のアンティークが飾られている。ゴテゴテと置いてはあるのだが、なぜかシンプルに見えるし、ゴチャゴチャ感がなく、不思議な世界を作っている。

スタッフの皆さんは、近づきすぎず遠すぎず、明るく丁寧で正確だ。こういう所が高評価を受けているのだろう。外国人のお客さんもとても多く、半数くらいは海外からの観光客なのではないかと思う。それゆえスタッフの皆さんもバイリンガルだ。

ITもしっかり設備され、ロビーでも部屋でも無線LANは自由に使えるし、スタッフの皆さんがお客さんに観光情報などを説明する時はタブレットを利用している。部屋にもPCが備わっていて好きに使える。

今回は、一番広めのSakuraの部屋。内装は、ロビーの説明と同じく、和と洋とアジアと国籍不明が入り混じっている。ウナギの寝床の奥に深いスペースを上手くデザインしている。ドアを入るとリビング、続いてベットルームの小上がりがあり、一番奥がバスルームと水回り。そのまた奥はベランダスペースになり、ベランダから外を見下ろせば、白川が流れ、川に沿って満開の桜が華やかに揺れている。とにもかくにも絶好のロケーションだ。

夕食は提供されない為、夜は外出する事になるが、祇園は食事処には事欠かない。かえって我々には自由が効いてよい。ブラリと7〜8分も歩けば、大賑わいの祇園のド真ん中に到着。巽神社周辺の白川の桜も徒歩5分圏内。

17時からハッピーアワーでアルコールを含むドリンクが無料で提供される。ほろ酔いになったタイミングで夕食に出かけるのがお薦め。夕食から帰って来ても22時までならソフトドリンクやコーヒーなどは無料で部屋に届けてくれる。

朝は7時から11時半まで朝食が提供される。焼きたて自家製パンと共に、フルーツサラダ、ヨーグルト、ゆで卵など、ヘルシーメニューを白川の川の流れと桜を眺めながら頂ける。

ファッション性が高いだけかと思ったが、朝食は美味しいし、夕方やチェックアウト前のドリンクも無料で提供されるし、わからない事があれが、丁寧に教えてくれる。敷居は低く家庭的。そんな「かゆいところに手が届く」サービスが高い評価を受けているのだろう。これは、なかなかお薦めの宿です。春や秋は、ウィークデーでも満室続き。早めの予約をお薦めします。

また来たい度:★★★★(5★が満点)

インターネット:全館無線LAN完備、PC(VAIO)も部屋にあり、共に使用無料。パスワードは部屋ごとの設定なのでチェックイン時に告げられる。

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