Mume 京都 祇園・新門前通

2015年04月03日〜2015年04月04日

そのコストパフォーマンスには驚かされる。ホントにこの金額でよいのでしょうか?と聞きたくなるほどだ。

来日する外国人の間でダントツ人気の京都の宿があると耳にしたのが2013年。その時は、聞いたこともない名前に訝しく思ったが、日本人よりも外国人の間に先に人気が出たというところに興味を持ち調べてみると、今までにない路線に好奇心が沸いた。

1年以上先までほぼ満室。予約をとるには、自分の予定を先々まで見通す事と、粘りが必要だ。桜の4月と紅葉の11月を中心に、今回は3度目の滞在。怒涛の混雑の京都もここに泊まればストレスフリー。場所は新門前通。祇園にほど近く、骨董品を扱う店が並ぶアンティーク通りだ。mumeの間口はとても狭く、京のうなぎの寝床スタイルの土地に4階建ての薄くて細いビルを建てている。やや光沢のある黒の外壁に、艶っぽい朱色のドア。小さな細部のデザインにもこだわりが見える。

ドアは外からでは自由には開かない、インタホンを押すと内側から迎え入れられる。セキュリティも万全だ。一階ロビーは、日本人としてはなんとも評価しがたい雰囲気だ。洋のシャンデリアがかかり、天井はイスラムチック。調度はアジアの骨董品、または国籍不明のアンティークが飾られている。色が氾濫しているのだが、なぜかシンプルに見えるし、ゴチャゴチャ感がなく、不思議な世界を作っている。色使いとセンスはオーナーさんの好みだという。オーナーさんは、可愛ゴージャスとでも言えそうな衣装に身を包み、毎回とっても可愛く素敵なのです。

スタッフの皆さんは、近づきすぎず遠すぎず、明るく丁寧で正確だ。こういう所が高評価を受けているのだろう。外国人のお客さんもとても多く、見渡せば、今回も日本人は我々だけかと思われるほど外国人率が高い。オーナーさん始め、スタッフの皆さんもバイリンガルだ。

ITもしっかり設備され、ロビーでも部屋でも無線LANは自由に使えるし、スタッフの皆さんがお客さんに観光情報などを説明する時はタブレットを利用している。一部の部屋にはPCが備わっていて好きに使える。

今回は、風の部屋。内装は、白を基調とし、白川に沿った側にあり、窓が大きく、とても明るい。春風が爽やかに入り、とても気持ちが良い部屋だった。

質の良いバスルームのアメニティも mumeでお気にい入りのポイントのひとつ。アメニティのチョイスにもオーナーさんのセンスが光っているようだ。

夕食は提供されない為、夜は外出する事になるが、祇園は食事処には事欠かない。かえって我々には自由が効いてよい。ブラリと10分も歩けば、大賑わいの祇園のド真ん中に到着。巽神社周辺の白川の桜も徒歩5分圏内。

17時からハッピーアワーでアルコールを含むドリンクが無料で提供される。ほろ酔いになったタイミングで夕食に出かけるのがお薦め。夕食から帰って来ても22時までならソフトドリンクやコーヒーなどは無料で部屋に届けてくれる。

朝は7時から11時半まで朝食が提供される。焼きたて自家製パンと共に、フルーツサラダ、ヨーグルト、ゆで卵など、ヘルシーメニューを白川の川の流れを眺めながら頂ける。

ファッション性が高いだけかと思ったが、朝食は美味しいし、夕方やチェックアウト前のドリンクも無料で提供されるし、わからない事があれが、丁寧に教えてくれる。敷居は低く家庭的。そんな「かゆいところに手が届く」サービスが高い評価を受けているのだろう。これは、なかなかお薦めの宿です。ただし、お部屋はカップル、あるいは2人専用のサイズなので、お子様向きではありません。春や秋は、ウィークデーでも満室続き。早めの予約をお薦めします。

また来たい度:★★★★★(5★が満点)

インターネット:全館無線LAN完備、パスワードあり

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