Mume 京都 祇園・新門前通

2015年09月07日〜2015年09月08日

今回も日本人は我々だけだった・・・。そのくらい、海外からのお客さんばっかりの宿だ。確かに、ここは日本人から見たら「不思議なニッポン」で満ちた内装なのだが、海外からニッポン・キョウトに憧れを持って訪れる人々には、ドンピシャの「東洋感」が溢れているのだろう。アジアを中心にオーナーさんが収集したであろう、アンティークの家具調度の数々は、別に日本産にこだわっていなくても、目を見張るほど美しく、詳しく分からないまでも、その価値を感じる。隅々までオーナーさんのこだわりが行き届いている。

宿泊費用は、そのコストパフォーマンスに驚かされる。ホントにこの金額でよいのでしょうか?と聞きたくなるほどだ。

来日する外国人の間でダントツ人気の京都の宿があると耳にしたのが2013年。その時は、聞いたこともない名前に訝しく思ったが、日本人よりも外国人の間に先に人気が出たというところに興味を持ち調べてみると、今までにない路線に好奇心が沸いた。

1年以上先までほぼ満室。予約をとるには、自分の予定を先々まで見通す事と、粘りが必要だ。桜の4月と紅葉の11月を中心に、今回は4度目の滞在。怒涛の混雑の京都もここに泊まればストレスフリー。場所は新門前通。祇園にほど近く、骨董品を扱う店が並ぶアンティーク通りだ。mumeの間口はとても狭く、京のうなぎの寝床スタイルの土地に4階建ての薄くて細いビルを建てている。やや光沢のある黒の外壁に、艶っぽい朱色のドア。小さな細部のデザインにもこだわりが見える。

ドアは外からでは自由には開かない、インタホンを押すと内側から迎え入れられる。セキュリティも万全だ。一階ロビーは、日本人としてはなんとも評価しがたい雰囲気だ。洋のシャンデリアがかかり、天井はイスラムチック。調度はアジアの骨董品、または国籍不明のアンティークが飾られている。色が氾濫しているのだが、なぜかシンプルに見えるし、ゴチャゴチャ感がなく、不思議な世界を作っている。色使いとセンスはオーナーさんの好みだという。オーナーさんは、可愛ゴージャスとでも言えそうな衣装に身を包み、毎回とっても可愛く素敵なのです。

スタッフの皆さんは、近づきすぎず遠すぎず、明るく丁寧で正確だ。こういう所が高評価を受けているのだろう。オーナーさん始め、スタッフの皆さんもバイリンガルだ。

ITもしっかり設備され、ロビーでも部屋でも無線LANは自由に使えるし、スタッフの皆さんがお客さんに観光情報などを説明する時はタブレットを利用している。一部の部屋にはPCが備わっていて好きに使える。

今回は、月の部屋。内装は、その名の通り月をイメージしたのだろう、夜の黒さと月の輝きを持つ光沢を抑えたシルバーで覆われている。mumeの中で一番小振りな部屋だそうだが、お籠もり感があり、それなりの良さがある。

質の良いバスルームのアメニティも mumeでお気にい入りのポイントのひとつ。アメニティのチョイスにもオーナーさんのセンスが光っているようだ。

夕食は提供されない為、夜は外出する事になるが、祇園は食事処には事欠かない。かえって我々には自由が効いてよい。ブラリと10分も歩けば、大賑わいの祇園のド真ん中に到着。巽神社周辺の白川の桜も徒歩5分圏内。

17時からハッピーアワーでアルコールを含むドリンクが無料で提供される。ほろ酔いになったタイミングで夕食に出かけるのがお薦め。夕食から帰って来ても22時までならソフトドリンクやコーヒーなどは無料で部屋に届けてくれる。

朝は7時から11時半まで、とっても美味しい朝食が提供される。焼きたて自家製パンと共に、フルーツサラダ、ヨーグルト、ゆで卵など、ヘルシーメニューを白川の川の流れを眺めながら頂ける。

部屋数が少なく、予約が取りにくいが、おすすめ宿の一つです。

また来たい度:★★★★★(5★が満点)

インターネット:全館無線LAN完備、パスワードあり

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