千葉 ビーチサイド温泉リゾート ゆうみ

2015年03月12日〜2015年03月13日

美味い舟盛りがお気に入りの千葉の小旅館「お宿ひるた」は親旅館の紀伊國屋グループに属しているが、そんな「ひるた」から、まもなくグループに新しい宿がオープンするとメールが届いた。新しい宿のHPはまだ完全に完成しておらず、写真から得る情報も少なかった。その為、実物を見たくなり、どんな所だろうかと、好奇心満々でオープンしたての「オーシャンリゾートゆうみ」に出かけてみた。

「ひるた」と同じく、東京からアクアラインで1時間ちょっとで到着可能なのに、ドップリと鄙びた漁村の雰囲気となり、周りは漁師さんの家々が並ぶ。すぐ目の前は夏には海水浴の地元家族で賑やかになるのだろうが、今の季節は人っ子一人通らない海岸だ。「元名ビーチ」という名前がついている海岸で、この建物は「元名ビーチホテル」というホテルだったものを、紀伊國屋グループがリノベーションし、新たなホテル「ゆうみ」としてリオープンさせた。

外から見た雰囲気は、なるほど「古い時代のホテルデザイン」だ。マンションかと見間違える。「元名ビーチホテル」時代はまったく知らないが、館内はすべてをリセットしてイマ風に完全手直しをている。館内デザインの傾向は「熱海ふふ」をやや田舎っぽくした感じだ。

一階はには男女別の大浴場とエステルームが利用できるはずだったが、グランドオープン過ぎても出来上がっておらず、我々は利用する事はできなかった。大工さんがセッセと工事の音を立てていた。2階が客室、フロント、バーカウンター、ロビー、食事処となっている。イマ風に食事は個別ダイニングとなっており、部屋食ではない。客室が20以上あるのだから、人手を考えると、お客をダイニングに集めた方が合理的に決っている。3階は客室。屋上だった場所には、やや無理やりに貸切露天風呂を4箇所作り、海と富士山を見下ろしながらの入浴ができる。各部屋にも温泉が敷かれており、ベランダ部分に湯船が作られている。

スタッフの方々は、オープンしたてで、きっとまだ緊張が溶けていない時期なのではないかと思う。黒と白のユニフォームはギャルソン風だ。若い方が多く、一生懸命さが伝わってくる。

「お宿ひるた」や「紀伊國屋」はとても小さく、備えたアメニティもシンプルだ。それ故、値段的にも、極めてお手頃価格に留まっている。しかし、この「オーシャンリゾートゆうみ」は、部屋のハイテク設備とアメニティのバラエティを増やし、室料も上げている。しかし、室料を上げてはいても、料理内容においては、若干の食材のクオリティの高さを感じても、「ひるた」や「紀伊國屋」と大きく変わらないように感じた。料理の味は十分に満足だ。舟盛りの味も見栄えも素晴らしい。しかし残念ながら、我々には、どれひとつとっても「目新しさ」を感じるポイントがなく、繰り返し来るかどうかは微妙だ。今まで通り「ひるた」に戻ってしまうかもしれない。しかし、目的別に考えるならば、「ゆうみ」はスペースが十分にあり、部屋数が多いホテルなのだから、真夏に数泊、グループや家族子供連れで海水浴、子供は海遊び、大人は地酒と温泉と美味い肴の食事。子供も大人も遊べる、都心から近距離にあるリゾートと思えば、ドンピシャな宿ではないかと思う。

また来たい度:★★★(5★満点)

インターネット:全館無線LAN可、PC持参

携帯電話; docomo アンテナ5  その他;クレジットカード支払い不可。現金のみ。