Mume 京都 祇園・新門前通

2016年03月31日〜2016年04月01日

今回も我々以外の日本人宿泊客の顔は見なかった。海外からのお客さんばっかりの宿だ。確かに、海外からニッポン・キョウトに憧れを持って訪れる人々には、ドンピシャの「東洋感」が溢れているのだろう。オーナーさんのセンスが光るアンティークの家具調度の数々は、別に日本産にこだわっていなくても、目を見張るほど美しく、詳しく分からないまでも、その価値を感じる。隅々までオーナーさんのこだわりが行き届いている。他の何処とも違う、この雰囲気が気に入っている。

宿泊費用は、そのコストパフォーマンスに驚かされる。ホントにこの金額でよいのでしょうか?と聞きたくなるほどだ。

来日する外国人の間でダントツ人気の京都の宿があると耳にしたのが2013年。その時は、聞いたこともない名前に訝しく思ったが、日本人よりも外国人の間に先に人気が出たというところに興味を持ち調べてみると、今までにない路線に好奇心が沸いた。

1年以上先までほぼ満室。予約をとるには、自分の予定を先々まで見通す事と、粘りが必要だ。しかし反対に一年先の予約を取れる事から自分のスケジュールを立てやすい。国際線の航空券は一年前から予約が可能になる為、きっと海外からのお客さんが旅程を立てやすいようにしているのだと思うが、それが国内にいる我々にも都合がよい。桜の4月と紅葉の11月を中心に、今回は7度目の滞在。怒涛の混雑の京都もここに泊まればストレスフリー。場所は新門前通。祇園にほど近く、骨董品を扱う店が並ぶアンティーク通りだ。mumeの間口はとても狭く、京のうなぎの寝床スタイルの土地に4階建ての薄くて細いビルを建てている。やや光沢のある黒の外壁に、艶っぽい朱色のドア。小さな細部のデザインにもこだわりが見える。

ドアは外からでは自由には開かない、インタホンを押すと内側から迎え入れられる。セキュリティも万全だ。一階ロビーは、日本人としてはなんとも評価しがたい雰囲気だ。洋のシャンデリアがかかり、天井はイスラムチック。調度はアジアの骨董品、または国籍不明のアンティークが飾られている。色が氾濫しているのだが、なぜかシンプルに見えるし、ゴチャゴチャ感がなく、不思議な世界を作っている。色使いとセンスはオーナーさんの好みだという。オーナーさんは、可愛ゴージャスとでも言えそうな衣装に身を包み、毎回とっても可愛く素敵なのです。

スタッフの皆さんは、近づきすぎず遠すぎず、明るく丁寧で正確だ。こういう所が高評価を受けているのだろう。オーナーさん始め、スタッフの皆さんもバイリンガルあるいはトリリンガルだ。

ITもしっかり設備され、ロビーでも部屋でも無線LANは自由に使えるし、スタッフの皆さんがお客さんに観光情報などを説明する時はタブレットを利用している。一部の部屋にはPCが備わっていて好きに使える。

今回は、花の部屋。mumeの中で一番スペースが広々している。贅沢な設備と調度品が素敵な部屋で、最上階の為、見下ろすと白川の流れが目に入る。春は桜並木、秋は桜の葉が色づき、とても気持ちがいい。

質の良いバスルームのアメニティも mumeでお気にい入りのポイントのひとつ。アメニティのチョイスにもオーナーさんのセンスが光っているようだ。

夕食は提供されない為、夜は外出する事になるが、祇園は食事処には事欠かない。かえって我々には自由が効いてよい。ブラリと10分も歩けば、大賑わいの祇園のド真ん中に到着。巽神社周辺の白川の桜も徒歩5分圏内。

17時からハッピーアワーでアルコールを含むドリンクが無料で提供される。我々は、ほろ酔いになったタイミングで夕食に出かけるにが常。ハッピーアワーに行ってみると、スタッフさんが海外からのお客さんに夕食のアドバイスに世話をやいている真っ最中。実にきめ細かい。こんな所が、外国人宿泊者に大人気なのだろう。夕食から帰って来ても22時までならソフトドリンクやコーヒーなどは無料で部屋に届けてくれる。

朝は7時から11時半まで、とっても美味しい朝食が提供される。焼きたて自家製パンと共に、フルーツサラダ、ヨーグルト、ゆで卵など、ヘルシーメニューを白川の川の流れを眺めながら頂ける。

部屋数が少なく、予約が取りにくいが、おすすめ宿の一つです。

また来たい度:★★★★★(5★が満点)

インターネット:全館無線LAN完備、パスワードあり 花の部屋のみVAIOのPCが部屋にあり。

docomoアンテナ5 auアンテナ4 

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