長野県 月川温泉郷 月川

2017年10月09日〜2017年10月10日

南信州は、あまり知られていないかもしれないが、松茸がよく採れる。10月始めになると、月川に出かけるのが我々のスケジュールになっている。信州は日照時間が長く、関東がぐずついても、信州に来ると秋晴れという事も多い。

長野県内とはいえ、岐阜県ギリギリ。関東圏ナンバーの車はほとんど見かけない。多くは県内か中部圏からの車だ。小さい小さい温泉郷で、見る人が見れば「何もない」山間の集落なのだが、美しい清流と澄んだ空気、抜けるように青い空、春には息を飲む色彩の花桃に囲まれ、これほど素敵な場所はないと思っている。何もないどころか、これほど、何もかも揃った場所はない。清流沿いを朝の空気を吸い込んで散歩する時の清々しさは、他の土地では味わえない。

宿に着いて靴を下駄箱に入れる。鍵を頂き、適当に部屋に通る。部屋にあるお菓子を食べつつお茶を自分でいれる。一息ついたら、泉質が素晴らしい温泉に入りに行く。ヒンヤリとした信州の空気の中、暖かな露天風呂に浸かると、自然と「ほ〜」っと溜息が出る。露天風呂には秋色になった紅葉と青い空が広がる。時間になったら大広間か、場合によっては部屋で夕食。チャッカマンで自分で鍋に火を着けて、好きなタイミングでご飯を頂く。ご飯をよそるのもお茶を入れるのも自分でやる。なんか、それがとっても気楽でいい。お料理を運んでくれるのは、村のオバちゃんお姐さん達で、旅館のプロ感はなく、ホントに「村のオバちゃん」なのだ。構えるところなく、朴訥に料理をテーブルに並べてくれて、何年たっても不慣れな感じのオバちゃん達は気さくでいい。「前にもお出でですよねぇ、いつ来ましたっけ?」と顔を覚えていてくれたようで会話がはずむ。素朴なオバちゃん達「月川はこれでいいのだ」。

お料理は、信州牛や川魚、山菜などの地元食材を生かしたものが中心、派手ではないか、これがなかなかイケる。今回は松茸を頼んでおいたので、松茸が並ぶが、肩肘張らずに気楽に頂けていい。南信州は、環境省認定の日本一の星空を誇るのだそうだ。月川から車で5分ほどの、ヘブンスそのはらというスキー場は、季節によって星空を見るための夜中のゴンドラ運行、または早朝の雲海を見るための超早朝ゴンドラ運行を行っており、阿智村は派手さはなくとも地道に集客努力をしている事がわかる。今回も星空コースを選んだ人たちは早めに夕食を済ませ出かけていった。月川のご主人は、政治や経済にも鋭い感覚を持たれている方とお見受けする。彼のブログを時々拝見するが、そのキッパリとした言い口には優れたグローバルさを感じる時がある。それ故、応援の気持ちが湧いてくる。

いつまでも、この自然がそのままで、この月川が暖かいままでいてほしいと思う。

また来たい度:★★★★★(5★が満点)

インターネット:無線LAN完備

ネット使用無料、パスワードあり。PC持参。またはロビーにPC有り、IPadも借りられる。

docomoアンテナ5 テザリング良好 auアンテナ圏外~3  e-mobile 圏外